台北旅行記
荷造りが苦手なので海外旅行は一生いかねと思っていましたが、ひょんなきっかけで台湾へ旅行することになりました。
50歳目前での初海外の感想を書き残してみようと思います。
国内旅行よりも非日常感強し
当たり前といえば当たり前ですね。町並み、自然、人、動物。台湾は割と日本に近しい部分もありますが、それでも初めて見るような光景は多かったです。
たとえば、空港から宿泊先である台北の市街地までは結構距離があるのですが、電車から見える深緑一色の山々。ああ南国に来たんだ、という実感をもたらしてくれました。
台湾へ行く日本人はほぼ訪れるという九份。ベタですが、安定した(?)非日常感でした。
台湾の緑(猫空ロープウェイより撮影)
コミュニケーションの成立がいちいちうれしい
ASD気味の自分は、普段から人とのコミュニケーションがそんなに好きではないです。なんか、やり取りのすごく細かい部分が気になって、会話そのものを楽しめないんですよね。
ただ片言の英語とかジェスチャーでのコミュニケーションは、そういった細部の妙な空気感とかを気にする必要がなくて、すっきりとした印象でした。
それに単純に外国の方と意思疎通が曲がりなりにもできた時は、それだけで嬉しく感じるものです。
国父記念館で現地の方に促されて参加した太極拳。見た目より体力も使い、何より楽しい!マジで太極拳習いたくなりました。
士林夜市の屋台で買い食い。チープで不健康な感じがまた食欲をそそります。
異なる文化に触れることで新たな価値観の発見がある
歴史ある建造物とかが都会の真ん中にあり、そのスケールも半端なかったり。朝から晩まで外で食事をする文化とか、信仰に対する真摯さとか。
挙げたらキリがなく、それに全てに影響を受けたわけではありませんが、むしろ帰ってきてから、ああいう考えやライフスタイルもあるんだなぁ、と考えさせられました。
中でも125ccクラスのスクーターの常軌を逸した多さ。中型スクーターは自分もその便利さに10年以上も身体の一部となっているほどなので台北の方々わかってらっしゃる、という感じでした。それにしても多かった(笑
中正記念堂
中正記念堂内の蒋介石像を守る衛兵さんの交代式が有名ですが、外でいろんな曲に合わせて練習していた衛兵の卵(?)さん達のパフォーマンスの方に見入ってしまいました。一挙手一投足が実にキマッていました。
深い「信仰」の習慣のあまりない日本人だからかもしれませんが、すごく神聖な領域に足を踏み入れてしまった感じがしました。一心不乱に、そして真剣に祈りを捧げ、歌を歌う人たちを見て、なぜか自分がものすごく恥ずかしい人間のように思えて、せめて教わった参拝方法を間違えないようにしようと必死で思い出しながら回りました。
初の海外の印象は?
僕にとっていつも旅といえばリフレッシュよりものんびりとした癒しを求めてしまうものなのですが、今回の台北旅行はなかなか刺激的でおもしろかったです。
ハードスケジュールでがっつりと様々な知見を深めるような旅もたまにはいいものだと感じました。
この4日間で台北の主要なスポットはほぼ回りました。次行く時はディープな所も行きたいです。
太極拳とタピオカミルクティ最高!!